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高山 裕介
原子力バックエンド研究(CD-ROM), 25(2), p.103 - 106, 2018/12
本報告は、日本原子力学会バックエンド部会第34回バックエンド夏期セミナーの講演再録であり、複合現象評価技術開発の必要性と、その技術開発の一環として実施している長期力学挙動評価技術開発の概要およびそれを用いた解析事例を紹介するものである。
高山 裕介
no journal, ,
これまで保守的な仮定の導入による評価の様式化・単純化により、地層処分という技術の成立性や信頼性が示されてきた。しかしながら、今後は、処分事業の進展につれてサイト条件等の情報が拡充し、それを利用しつつ、サイト間やデザイン間の適切性の比較やそれに基づく処分施設設計が実施されると考えられる。その場合、様式化・単純化された評価技術では、サイト情報等が反映されたより現実的な検討は困難な場合がある。そのため、保守的に簡単化・様式化された評価手法に加え、より現実性のある評価手法の開発が必要であり、原子力機構ではニアフィールド長期力学挙動解析コードの開発を実施している。この解析コードは、セメント系材料やベントナイト系材料の化学的変遷に伴う力学特性変化を取り扱うことができ、周辺岩盤を含めた処分施設の長期的な力学挙動を解析し、処分施設の変形とそれに伴う物質輸送特性の変化を評価することが可能である。第34回バックエンド夏期セミナーでは、このような長期力学挙動評価技術の事例とともに連成問題に取り組む必要性について紹介する。